大隈候夫人像

日曜美術館(NHK Eテレ 1917/7/7)にて「大隈候夫人像」(1909)が放映されました。岡田三郎助(さぶろうすけ)による肖像画です。岡田三郎助(1869~1939)は佐賀県生まれの洋画家。フランスに留学しラファエル・コランに師事(1897~1902) 日本美人画で有名。 大隈候夫人像(1909作)は女性がからだと顔の向きを正面からずらしています。日本画の伝統的な構図。背景には金屏風が書かれ、琳派模様の立葵(りんぱ模様のたちあおい)が鮮やかに描かれています。